人権週間道徳(印旛中)
2025年12月17日 15時00分
この『思いやりの日々』は、副担任の先生の授業です。先週は1Cでも展開しました。和威さんの奥さん、喜世美さんは脳の病気で倒れ、障がいが残ったため、和威さんは家事を一人でこなすようになりました。喜世美さんがある程度回復してきたころ、料理をしている和威さんに手伝いを申し出ましたが、和威さんは、喜世美さんを思いやって断りました。喜世美さんはだまりこんでしまいました。
ここで貴世美さんの気持ちについて皆で考え、たくさん手が挙がり、意見が交換されました。
和威さんは仕事を退職後、ホームヘルパーとして働き始めました。ヘルパーの仕事を学ぶなかで、和威さんは相手ができることは手伝わない、相手に任せた方がよいという考えを知ります。
他の道徳の資料ですが、ロンドンの交差点にて、車椅子の少年がくぼみにはまり込んでしまう話があります。筆者は助けようとするのですが、周りから止められます。筆者は「皆はなんて冷たいんだ」と思ってしまいます。周りの皆は少年に向けて応援の声をかけ、そして、少年が自力でくぼみから脱出し、「サンキュー」と言うと、何事もなかったかのように、皆は立ち去っていきます。そんな話でした。
